フランスでの毎日の暮らしを綴っています。料理やお菓子作りや自然が大好き。天然酵母パンも時々焼いています。


by cihir
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<   2008年 02月 ( 6 )   > この月の画像一覧

jeudi, le 28 février

プロヴァンス地方のサント・ヴィクトワール山です。
エクサン・プロヴァンス出身の画家セザンヌが、何度も描いた山です。

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私がエクサン・プロヴァンスの5日間の滞在中に参加した現地のガイドツアーでは、この山を様々な角度から眺める事が出来ました。

いくつかのセザンヌにゆかりのある場所を訪れた後、バスは再び、乾燥したゴツゴツした道を走り、森に着きました。
バスを降りて15分程歩くと、セザンヌ生前使っていた小さなアトリエが、ひっそりと建っていました。


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ガイドさんに質問したり、おしゃべりをしながら、私たち10人程のグループは、森の中を1時間くらい散歩をしました。

そして、その後私たちがやって来たのは、辺り一面を見渡せる丘の上。
遠くにサント・ヴィクトワール山が見えます。


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しばらく歩くと、かわいい民家がありました。
太陽がさんさんと降り注いでいますが、もう夕方の5時ぐらいです。


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そして、私たちが休憩したカフェです。
6月下旬だけどとても暑かったこの日。
ほとんどの人が、冷たい飲み物とアイスクリームを注文していました。

私が仲良くなったのは、オランダ人やアイルランド人の夫婦の人達。
彼らとおしゃべりできて、とても楽しい時間を過ごすことができました。

現地のツアーに参加すると、いろんな国の人達と仲良くなれてとても楽しい。
こんな時は、いろんな言葉が話せて良かったなあ〜と、嬉しくなります。


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帰りは、ガイドさんが特別に遠回りをしてくれて、更にいろんな景色を楽しませてくれました。

エクサンに行ったのは、フランスに来てから約3ヶ月後でした。
この時の明るくてのんびりしたイメージが、私のフランスのイメージになりました。

今はパリに住んでいるので、とても田舎が恋しくなります。
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by cihir | 2008-02-28 21:04 | お散歩
lundi, le 18 février

エクサン・プロヴァンスのミラボー通りです。

初めてフランスで一人旅した街です。
2005年、6月の下旬のことです。

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私がフランスに来たのは、2005年の4月。
パリからTGVで1時間程の所にある、TOURSトゥールという街で、私立の小さな語学学校に通っていました。

最初の2ヶ月は、トゥールの中心からバスで20分の静かな美しい地区にあるお家でホームステイをしていました。緑の芝生に、大きなさくらんぼの木があり、いつも小鳥のさえずりの聞こえる、素敵なお家でした。

その後、トゥールの中心にアパートを見つけ、一人暮らしを始めました。

4月から通い始めたフランス語の初級コースを終え、次の夏のコースが始まるまで、1週間の休みがあったので、南フランスへ行く事に決めました。


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トゥールから列車に乗り、途中でTGVに乗り換え、5時間近くかけて、エクサン・プロヴァンスの国鉄の駅に到着しました。
そして、この駅からナヴェット(その時により、バスの時と列車の時がある)に乗り、街の中心に向かいます。30分程走った田園風景が素晴らしかった。。。

トゥールからエクサンの駅までは、途中の乗り換えで、予約していたTGVが遅れたり、発着ホームの変更があったりと、少しドキドキしました。しかし、周りにいた人達に聞いてみると、非常に親切に教えてくれました。

列車の中は、早々に夏の休暇に旅立つ人達でいっぱい。
うきうきとした明るい雰囲気が漂い、楽しそうなおしゃべりが聞こえてきました。

列車の窓から見える景色は、本当に素晴らしく、どんどん変化する風景に見とれているうちに、あっ言う間に時間が過ぎていきました。
長い時間乗っていても、全く飽きることがが無かったんですよ。


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トゥールでは、6月中旬になっても、セーターを着る程肌寒い日々が続いていましたが、エクサンはもう真夏。

本当に暑かった。。。
35℃ぐらいはありそうな感じでした。

外を歩いていると、すぐにのどが乾いてしまい、何度もカフェへ。
エクサンの中心には、至る所にカフェがあり、広いテラスには、2メートル近くもある大きな扇風機が豪快に回っていました。

この扇風機、ものすごーく涼しい優れもの。
羽が回りながら、同時に霧のような水が吹き出ていて、とても快適でした。
他の地方で、こんな扇風機を見たことはまだありません。


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ピカソのお城です。

エクサンに着いた2日後には、街の中心のツーリスト・インフォメーションに行き、現地ツアーを探しました。 ちょうど、この日の午後に、”セザンヌの描いた山々を訪ねるバスツアー”があったので、早速申し込みました。

ツアーの待ち合わせは、インフォメーションの建物の近くで午後1時半。
6月下旬のフランスは、もう夜の10時近くまで明るいので、たっぷり時間があります。

参加者は、フランス人の夫婦や、近隣ヨーロッパの旅行者等、10人ほど。
運転手兼ガイドは、20代半ばぐらいの笑顔の素敵なとても感じいいマルセイユ出身の学生さん。

エクサンの街を出てしばらく走り、バスはセザンヌが生前住んでいた家の前に泊りました。
残念ながら、中には入る事が出来ませんでしたが、庭のとても大きな家でした。
門から家が、とても離れていて、あまりよく見えませんでした。。。

つづく
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by cihir | 2008-02-19 05:54 | お散歩
vendredi le 15 février

南フランスのリュベロン地方には、魅力的な村がいくつもあります。

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赤茶色の屋根の石造りの家々と緑と青い空・・・、懐かしい雰囲気の温かい色合いの風景に、そこかしこで出会うことが出来ました。

私達が訪れた村々は、想像していた以上の素晴らしさで、休暇の間中、フランスの他のどこの地方とも違う、独特な美しい風景に感動の連続でした。



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村の中に入ると、くねくね曲がった小径に、童話の中から出て来たような、はちみつ色の家々が立ち並んでいました。

太陽の光溢れるこの村には、ゆったりとした時間が流れているように感じました。
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石の家と緑のコントラストが素敵。


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私たちが一泊した、家族経営の小さな宿です。
入り口の水色の木のドアが、とてもかわいかった。。。
部屋も素敵で、とても気に入りました。

丘の上に建つ村の宿の窓からは、辺り一帯の田園地帯の風景が見渡せ、それはそれは素敵な眺めでした。

一階はレストランになっていて、私たちはここで夕食をとりました。
私達がいただいたのは、魚料理、子羊料理とじゃがいものグラタン、それから南仏風夏野菜の煮込み、そして手頃でおいしいワイン。

温かいもてなしを受け、ゆったりと、おいしい夕食に大満足。


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食事を終えて9時頃になっても、外はまだまだ明るいので、日が暮れるまで辺りの散歩を楽しみました。

この日は、村の夏のお祭りが夜遅くまであったようです。
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by cihir | 2008-02-15 21:09 | お散歩

南仏の休暇 sanpo

jeudi, le 7 février

南仏の空は青い。

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8月中旬に南フランスで休暇で過ごしました。
アヴィニョンで一泊した後、車を借りて、数日間リュベロン地方の村々をまわりました。


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ピーターメイル氏の『南仏プロヴァンスの12ヶ月』を読んで以来、何年も想像の中で思い描いていたリュベロン地方についにやって来ました。

時には、土煙の立つ舗装されていないカラカラに乾いた細いくねくね道を走り、目的の村まで移動。何もかもが目新しくて、見る物すべてに感動していました。

お昼は毎日のようにピクニックをしました。
泊まった宿の奥さんに頼んで、水筒にお茶を入れてもらい、地元の小さなお店で野菜や魚を手に入れ、パン屋さんでバゲットを買って、広い原っぱや森でお昼ごはん。
太陽いっぱいの南仏の青空の下での食事は最高でした。

1日目は、この辺りのシャンブル・ドットに泊りました。
夜ごはんは、宿泊客とオーナー夫婦みんなで、大きなテーブルに集まって一緒に頂きました。
みんなでおしゃべりしながら、時間をかけて、手作りのおいしい料理とワインを楽しみ、デザートを食べ終える頃には、もう11時近く。

お腹いっぱいの私たちは、星を見に外へ出掛けました。
・・・本当に驚きました、すごい星空だったんですよ。。。
夜空が、数えきれないほどの、大粒の星だらけで、夢の世界のような眺め。
岩の上にねころんで、じっと空を見上げていました。

しかし、しばらくすると寒くなって宿に戻りました。
南仏の夏は、日中は非常に暑いのですが、夜はかなり冷え込みます。
長袖の上着を持って来てよかった・・・。


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ラベンダーの季節はとっくに終わっていましたが、村々の家には、たくさんの花が咲いていました。

私たちは植物が大好きなので、村の小径を散歩しながら、時折、素敵な手作りの前庭を見つけると、立ち止まって眺めたりしていました。


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フランスの6月から8月は休暇の季節。
フランス人は1ヶ月から3ヶ月の夏休みを田舎でのんびり過ごします。

日の長いヨーロッパの夏は本当にすばらしい季節。
夜の9時や10時でも外が明るいので、夕食の後に散歩するのが、私の夏の楽しみのひとつ。


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この辺りの家は、石の壁に柔らかい色の鎧戸が特徴です。

つづく
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by cihir | 2008-02-08 07:46 | お散歩
mercredi , le 6 février

モンパルナス駅の周りはたいへん賑やかですが、15分程歩くと、静かな落ち着いた
雰囲気の場所がいくつかあります。

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この界隈は、芸術家のアトリエが点在しています。
私が通っているアトリエもこの辺り。

静かな石畳の路地は、車も人もほとんど通らずひっそりとしていて、私のお気に入りの場所。小鳥の歌声が聞こえ、まるで田舎にいるような気分に浸れます。

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パリには少ない一軒家が建ち並ぶ通り。
家々には一年中、たくさんの植物が飾られていて、住んでいる人達の優しさが伝わってくるようです。。。


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庶民的で、懐かしい雰囲気のただよう八百屋さん。
私もたまにここで買い物をします。


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まだ入ったことはないけど、とても気になっているレストランです。
今度、アトリエの仲良しの友達と行ってみようかな・・・。

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この辺りは、カラフルな鎧戸の家が多くて、まるでパリじゃないみたいな雰囲気です。

モンパルナス周辺は、他にもいろいろと素敵な地区があり、なかなか散歩の楽しい所です。小さな公園やパン屋さんが多いので、疲れたらお菓子を買ってひと休み。
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by cihir | 2008-02-07 06:25 | パリの暮らし

リヨンからニースへ sanpo

vendredi, le 1er février

パリに来る前に住んでいたリヨンです。

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こちらは世界遺産に登録されている、リヨンの旧市街のフルヴィエールの丘の一部。

旧市街から、この丘を登る道は少し急な坂道で、色とりどりの2.3階建て古い建物と木々の緑が、すばらしく美しい。くねくね曲がりくねった坂を少し登る度に、ほれぼれとする。すばらしい景色に出会えます。

そして、同時に坂の下のリヨンの街並みを眺めることができます。
リヨンにいた頃は、小鳥の歌声を聞きながら、よくこの丘を登ったものです。。。
古い家並みの間の階段で丘を登る事もでき、こちらも素敵。

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リヨンの中心からソーヌ川を渡ると、立派な裁判所の建物があります。
その横の小道を入れば、もうそこは歴史的地区。

細いいくつもの石畳の路地には、ルネッサンス様式のオレンジ色やピンクの建物が建ち並んでいます。アーティストのアトリエが点在し、絵本の古本屋さん、感じのいいお菓子屋さん兼カフェ、パン屋さん、こじんまりとした素敵なレストランなど、いろいろあります。

特に、春から秋にかけて、とても明るく素敵な雰囲気。
お店の人もあたたかい感じの人が多いんですよ。

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こちらはrリヨンからTGVで5時間半のニースの旧市街。
5月なのに、夏のように暑い日でした。
さすが南国ニース。

ニースでは、洗濯物の干されている窓辺をよく見かけました。
干しているものがカラフルだったり、白一色だったりと、建物の明るさに合っていて、なかなかかわいかった。 こんなところもイタリアに似ているなあ。

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八百屋さんの果物がおいしそうでした。
くだもの色の建物のニースの旧市街を歩いていると、何故か果物が食べたい気分になります。

ニースは、食べ物も雰囲気も人々も、イタリアに似ています。
話している言葉はフランス語だけど、発音が強く、話し声がとても大きくて、そんな所もイタリアっぽい感じ。

食べ物を売る店は、どこも賑やかで明るい。
旧市街で食べた魚や野菜のフリットや、エジプト豆の粉で作られた大きなお焼き”ソッカ”がとてもおいしく、たくさん頂きました。

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ニース風ビスケット屋さんの看板。
甘いビスケットではなく、いろんな具ののっかったおかずビスケットみたいです。




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ニースの通りの名前の表示は白地に赤い縁取りです。

* * * * * * * * * * * * * * *
ー出発前ー

リヨンからニースに行ったのは、5月1日、メーデーの日です。
前もって用意してあった切符と少しの荷物を持って、少し早めにアパートを出発。

私のアパートから国鉄の駅までは、地下鉄で3駅。
普通なら30分前に出れば十分間に合うのですが、念のために早めに出掛けました。
イタリアに住んでいた時に国鉄関係でいろいろ大変だった経験がある為、必要以上に余裕を持って出掛けるクセがついてしまったので。。。(*a_a*)

家から5分程の地下鉄の駅に着くと、入り口の近くで、10歳ぐらいの男の子がスズランの花束を持って立っていました。5月1日は、誰でもスズランを売っていい日なんです。

地下鉄の階段を降りようとすると、なんとシャッターが閉まっています。
スズラン少年に尋ねると、”今日は地下鉄無いよ。5月1日だから” という返事・・・。
”えぇっ〜・・・??”と、ものすごく驚いて飛び上がりそうになってしまった私・・・。

思わず、目の前を歩いていた男の人に”今日、地下鉄無いの??”と、聞いてしまいました。すると、”バスも無いよ”とのこと。。。

今からニース行きの列車に乗るんだと言うと、運が良い事に、その人が知り合いにタクシーの運転手がいるから、連れて行ってくれる事になりました。
しかし、歩いて15分は掛かるというので、列車の時間に間に合うのがドキドキ。。。

連れて行ってもらった先は、アラブ人の70歳は超えていそうなおじいちゃんの所。杖をついていたので、駅まで無事に着くのか、ハラハラドキドキ・・・。

おじいちゃんのタクシーは、列車の出る15分前に無事に駅に着き、料金も普通のタクシーと同じぐらい。よかった〜、ありがとうー、運転手さん。
思わず握手をして車を降りました。
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by cihir | 2008-02-02 11:27 | お散歩