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フランスでの毎日の暮らしを綴っています。料理やお菓子作りや自然が大好き。天然酵母パンも時々焼いています。


by cihir
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新設、計画中の原発が12基 !!

mardi, le 1et janvier, 2012
原発再稼働どころか、新しく建設中、計画中の原発が全国に12基!



書き出し毎日楽しくHappyがいいより

安倍新政権誕生から二日、
安倍総理が自ら「危機突破内閣」と名付けた新体制
様々な危機からの突破を目指す中、今後の原発政策については・・・

茂木敏充経済産業大臣:
“2030年代に原発稼働ゼロを可能とする”と、
ま、こういうですね、前政権の、ま、あの、方針については、
えー、再検討が必要だと。

経済産業大臣に就任した茂木氏は
「これまでの民主党の政策を見直す」と明言。
原発の再稼働については、
「安全性が確認されれば政府の責任で再稼働を決める」とした。

さらに、原発の新設・増設と使用済み核燃料を再処理して再び燃やす核燃料サイクルに関しては・・・

茂木敏充経済産業大臣:
えー、青森の大間、それから島根の3号機につきましては、設置許可が下りております。
そして建設中ということでありますから、
これは、出来た段階で、その規制委員会、これによる新しい安全基準がどうかと、
ま、こういう判断になってまいります。

Q:核燃料サイクルを含めたバックエンドの問題については?

茂木敏充経済産業大臣:
いま、核燃料サイクルをですね、完全に放棄するという、
そういう選択肢はないと、こんなふうに思っております。


原発維持・推進ともとれる茂木大臣の発言。
果たして自民党の原発政策はどこへ向かうのか。

茂木敏充経済産業大臣にスタジオで全て聞く。




スタジオ
寺崎貴司:
安倍新政権になりまして、
これまでの民主党政権の頃の原発政策を「転換する」というような発言がいくつも飛び出しています。
その発信源の一つでもある、キーマンの大臣が今日は生出演です。

さ、その原発政策についての発言、荒木さんこんな発言が出ていますね。



荒木茂彦:
原発政策なんですけれども。民主党政権の時は「2030年代に原発稼働ゼロ」としていたんですけれど、
自民党、安倍政権に代わって昨日未明の会見、今日来ていただいている茂木大臣、
「前政権の方針は再検討が必要」と話しています。



そして原発の新増設なんですけれども
野田政権の時には「新増設は行わない」
安倍政権になって、「専門的知見を十分蓄積し大きな政治判断になる」としています。
こちらの原発新増設なんですけれども、こちらを見ていただきます。



現在、建設・計画中の原発は12基あります。
建設中が全国に3基。
そして、計画中が9基全国にあります。

寺崎貴司:
これらの発言を見ますと、茂木さん、
やはり野田政権の時とは、明らかに、安倍新政権は
原発政策については「転換をする」というふうに考えていいんでしょうか?



茂木大臣:
我々は選挙中の期間もですね、同じことを訴えてきました。
まず、エネルギーについてはですね、
あのー、昨年の3.11の後にたとえば計画停電があったりと、
国民の皆さんも大変な思いをされたんだと思います。
あのー、電力の安定供給、受給と、
こういったことについては国としてきちっと責任を持たなくちゃいけない。

しかしその一方で、原子力については、
どんな需要よりも安全性、え、これを重視すると。
ま、いうことで、国会でもですね、新しい規制委員会。
実はこれは、もともと政府案では
八条委員会という、どちらかというとですね、そんなに厳しくない委員会に対して、
我々野党であった自民党が、独立性の高い三条委員会というのを作って、
この安全性については、政治が決めるんじゃなくて、
本当に専門家の皆さんの独立の判断にお任せをすると、委ねるということを決めました。
そのプロセスに従って、今安全性の確認がされているわけでありますから、
「安全性が確認されたものについては再稼働を進めていく」と、こういう考えです。
しかし安全性が、その委員会で確認されなかったら、動かすことは断じてありません。



寺崎:新しく増設するということに関しても、同じ考えということですよね?

茂木:
あのー、増設についてはですね、
えっと、いま青森の大間、それから島根の3号。
ま、これは許可が既に下りております。
そういったことで建設が進んでおります。

寺崎:進んでいますね、今。

茂木:
そうなりますと同じようなですね、規制委員会のチェックと、安全の確認と、
そういうプロセスに出来た段階で入っていくと、ま、いうことになりますけれど、
それ以外の新増設につきましては、
まさにあの~、我々として、今後3年間はなにしても省エネを徹底する。
それから、再生可能エネルギーと、これの拡大に最大限努力をする。
え、そういった中で、また規制委員会が個々の原発をチェックをしていきます。
そこの中で安全性について、また原発の技術についての知見が、
えー、きちんとですね、蓄積された段階で、判断をしていこうということで、
今ですね、勝手に数字でゼロがいいとか、15がいいとか、そういうことではなくて、
もう少しまだ、その知見がありませんから、
これを蓄積した上で判断をしましょういうことで、
今あの、イエスかノーか、こういうふうに判断するのは、え、少し時期尚早かなと、
そんなふうに思っています。

寺崎:
岩井先生、今の話でも「安全性をもちろん確認して」というお話だったんですけれども、
あの、いろんな見方があると思いますけれども、
経済界も期待していて、自民党政権になるべく再稼働の方向で、
あるいは新増設をして欲しいというような期待があって、
それに応えて、こう展開しているんじゃないかと見る向きもあるんですが。



岩井奉信 日本大学法学部教授:
そうですね、脱原発というのが国民、世論の多数派なんですけれども、
ただ、ここまで出てきた脱原発というのが、必ずしもそのプロセスが具体的じゃないんですよね。
それから、その間の代替エネルギーはどうするのか?というところもはっきりとしない。
特に今大事なことというのは経済が再生することだと。
そういう中で、エネルギーコストの問題等を考えていくと、
やはり今、原発を再稼働せざるを得ない部分というのは
確かに理解できるところはあるんだろうと思うんですよね。
ただ、そういうところをもっとやはりきめ細かく国民に説明をしていかないと、
やはり国民は納得しないのかなぁという感じはするんで、
この辺をやっぱい十分に説明をしていただきたいと思いますよね。

岡田豊 テレビ朝日経済部デスク:
茂木さん、いま先生がおっしゃったところで、
過去のですね、政・官・財の癒着、もたれ合いの時代に戻るんじゃないか?と。
それに回帰したいんじゃないか?と。
その自民党の本音がよく見えないんですけれど、
そこはどうなんですか?

茂木:
あのー、そういったご批判にですね、
きちんと答えられるようにしていかなくちゃいけないと思うんですけど、
原発の再稼働については、先ほど申し上げたようにですね、政治が決めるんじゃありません。
安全性はこの独立した委員会、ここできちんと決めてもらいます。
ここで「ダメだ」といったものを、政治が、財界がひっくり返す、120%ありません。

岩井:
そういった面で行くとね、
電力業界とそれから自民党と、非常に密接な関係があったわけですね。
で、確かに電力業界からは直接の献金というものはないんだけど、
電力会社の役員の方が個人献金を実際なさっておられる。
これは私はですね、国民の不信感を払拭するという意味で、
やっぱりお断りになるべきだろうとおもうんですが、ここはいかがでしょうかね?

茂木:
あの、そういったことを含めて襟を正していく部分は襟を正していかなければいけない。
ま、同時にあの、電力の自由化であったりとかですね、
送配電の、あのー、中立性を保っていくという問題だったりとか、

木下容子:発送電分離

茂木:ま、いろいろと改革、これは進めていかなくちゃいけないと思っております。



寺崎:
こちらに課題をいくつか挙げてみたんですけれども、
もちろん発送電の分離ということもきちんとやっていかないと、
独占状態になってますから、こういうこともありますし、
あるいは核燃料サイクルはどうするのか?ということなんですけれども、
まずここから行きますかね、発送電分離。
これは、こっちもきちんと進めていくっていうことなんでうsか?

茂木:
基本的な方向としていま一番必要なのは、電力の自由化です。
これを進めていくっていうことです。
それから発送電についてですね、もう少し中立性を保つ。
そして、独立性を高めると、こういったことを進めていかなくちゃならない。
あの、この方向性についてはですね、大きく変換ということはないと思います。
ただ、スケジュールを見てですね、本当にできるスケジュールで今までの政権は書いてきたのか?と、
あのー、率直に申し上げて少し疑問があります。
えー、今年までで専門家委員会、10回開かれておりますけど、
そのプロセスも検証した上できちんとできるプロセスで言っていこうと、
なんかあの、思いつきでですね、
こういったほうが国民受けするんじゃないか、ということではなくて、
やるべきことを一つ一つやっていくという、
こういったことは考えていきたいと思っています。

木下:
あの、自由化といいますと、例えば家庭用電気料金も会社が選べるようになるとか、
総括原価方式を見直すとか、そういうこともありますか?

茂木:
そういったことも含めて考えていかなくちゃいけない。
そのためにはですね、例えばスマートメーターを設置するとか、
さらにはスマートグリッドと。
それを行うためのシステムを一緒にやらなくちゃいけないんですよ。
今まで民主党の場合はですね、そういう本当にやるべきことはあるんですけれど、
そのための準備をしないで、「これだけやります」と言ってたからできなかった。
われわれは、そういったシステムを含めて考えていきたいと思っています。



美輪明宏:
それから、原発だけじゃなくて、
水素燃料であるとか、太陽光であるとか、いろんな方法がいま開発されていますよね。
それにやはり既成の企業が圧力をかけたり、なんか邪魔をしたりとか、
そういうことを絶対にさせないようにしていただきたいと思うんですね。

茂木:
おっしゃる通りでですね、そういったところでやっぱり産業の自由化も図っていきたい。
で、あのー再生可能エネルギーこれは伸ばしていかなくちゃいけないんです。

美輪:それがまず先決問題だと思いますよ。

茂木:
ま、ここは、あの大体ですね、水力を除くと全体のエネルギー供給の1%しかいってないんですね。
あの、太陽光であったりとか風力。これを広げてくと。
ただ、残念ながら今の段階では発電コストが高いんですよ。
そうすると普通の家庭で言うと月あたり大体7000円ぐらい

美輪:それよりも、数が増えれば結局安くなるわけじゃない。

茂木:おっしゃるとおりです。

美輪:それを邪魔されたら、やっぱりダメだっていうことでしょ?

茂木:
あのだから今ですね、固定価格買取制度と、ま、こういうのがあって、
太陽光の場合ですと、1kwhあたりですね、42円。
こういう価格を設定していますし、
風力で23円、とかですね、
そういった少し高めの価格で設定をすることによって普及を広めると。
ただ、それは最終的には電力料金として、家計であったりとか企業に跳ね返ってきますから、
だんだん普及することによって、太陽光パネルの値段も安くなる。
それで、だんだんその買取価格も安くなることによって、
さらにそんなに、家計にも企業にも負担が少ない形で、再生可能エネルギーをですね、
最大限活用していきたいと思っています。

11:13


美輪:
話が違うかもしれませんけれど、ごめんなさい。
あの、今回「何故神様は政権を自民党に戻したのか?」と思ったら、
「後片付けをしなさい」ということよね。
半世紀以上かかって、とにかくこの借金だらけ、メチャクチャにしちゃって、
この原発もそうですわね。
ぜーんぶ自民党時代の産物をたった3~4年で尻拭いしろったって無理な話よ。
自分のお尻は自分で、とにかく拭きなさいよ。
後始末は自分たちでしなさいよということで政権が戻ってきたんだと思うんですよね。
だからいまの弊害はたった2~3年のね、民主党がやったわけじゃなくて、
その前の政権が全部、全部積もり積もったものでしょ?

寺崎:
いや、そう言う意味じゃこの核燃料サイクルどうするのか?とか、
可廃棄物の最終処分場、これやっぱり大きいと思うんですけど、
原発を例えば再稼働する、進めていくと、

美輪:
話がね、本末転倒しているのはね、
まず廃棄物の処理をどうするか?、
フランスみたいにシベリアへ、とにかくロシアの承認を得てね捨てに行く。
そうしたらフランスはロシアに絶対に一生頭が上がらないわけですよ。
だからそこらへんのね、本末転倒しているのは、
核廃棄物のね、その処理の仕方をどうするのか、
まずそれを考えてから行動に移すべきだったんですよね。



寺崎:これどうされますか?

茂木:
あのー、これ、一番大きな問題なんです。
ただあの、この問題があるから再稼働ができないという問題じゃなくて、
すでにもう使用済みの核燃料というのはあるんです。
ゼロの段階からだったら、この処分場を決めなかったらですね、
稼働する、稼動しないという議論はあるということはあると思うんですけど、
もうすでに、再稼働しようがしまいが、この一番大きな問題というのは残ってくるんだと思っています。

寺崎:
これは(廃棄物の最終処分場)もう、自民党政権で決めていくと、
最終処分場を。

茂木:
あの~、これは、えーー、ま、決める方向で考えたいと思いますけれど、
処分地とかそういうのに対する理解とかですとかね、こういった問題があります。
なかなか、拙速にはできないですし、
十分な説明を果たしながらですね、やっていかないと、
あの~、ま、民主党政権の辺野古じゃありませんけれど、
ああいったことはしたくないなと思っています。

岡田:
茂木さん、さきほど美輪さんがおっしゃったのは「責任論」ということだと思うんですけれども、
民主党は原発の福島の事故に対してですね、誰ひとり謝罪していないんですね。
自民党が長らく進めてきた原発政策の延長線上に私はあの事故があったと思うんですけれども、
党として、国民に初めて謝罪できませんかね?
明日、安倍さんは福島に入りますよね。

茂木:
あのぉ~、安倍総理がですね、総理になって初めての、
あの、いわゆる訪問先として、国内で、ま、福島を選ばれたと。
そういう強い思いがあると。
そして、一昨日の未明に近い時間、初閣議をやりまして、
えー、安倍総理の方から、「閣僚全員が復興大臣になったつもりでしっかり取り組んで欲しい」
あの、そういう思いは、ま、共有していますし、
非常に強い思いを持たれていると。
ですから今回もですね、福島の復興大臣、さらには森大臣、えーー、
ま、福島からもですね、大臣の起用もしています。
で、我々としてはやはりですね、これまでの原発の政策、
あの我々がやってきたことについてですね、「問題がなかった」と言うつもりは全くありません。



岡田:
反省という言葉は繰り返しているんですけれども、
やはり一歩進んで謝罪しないとですね、1からスタートできないと思うんですけど、いかが

美輪:
潔さなんですよ。
まず、言い逃れだとかね、詭弁で人のせいにばかりしていて、
民主党のせい、あれのせい、
民主党がつくったわけじゃないじゃないですか、原発なんて。

茂木:いや、国の政策としてやってきましたから、そのときわれわれは

美輪:潔さをね、一番求めてるんですよ、国民は。

茂木:
ですから我々は、そのなんていうか、今度の規制委員会を作る時もですね、
今までとは全く違う、その民主党が出したのよりもさらに厳しい規制

美輪:
いや、だからね、
民主党、民主党ってね、全部民主党のせいにしようとしてるじゃない。

茂木:してません

美輪:それが、こ狡くてね、

茂木:してませんよ。

美輪:本当に卑怯未練ですよ。

茂木:ニッコリ



美輪:「全部自分たちが悪うございました」と一言えばいいんですよ、そう。

茂木:(にっこり笑って頷いてまだニッコリ顔を崩さず)

寺島:茂木さんどうもありがとうございました。



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by cihir | 2013-01-02 03:54 | 原発と放射能