フランスでの毎日の暮らしを綴っています。料理やお菓子作りや自然が大好き。天然酵母パンも時々焼いています。


by cihir
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ボローニャの食べ物 その6

damanche, le 4 mai.....no.2

ボローニャ、マッジョーレ広場の近くの食材屋さん。
天井から大胆に吊るされたハムやサラミ、生パスタ、お惣菜等、おいしそうな食べ物がたくさんのお店。

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キッチン付きの場所に滞在していろいろ料理をしたかったなあー。。。

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イタリアの食料品屋さんは色彩豊か。
大皿に盛られた地方料理がおいしそうでした。

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ほんとうにたくさんの種類がある乾燥パスタ。
あらゆる形のパスタや、それに合うパスタ料理を生み出したイタリア人ってすごいなあー。

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オリーブとチーズの店。

実は私トスカーナに住んでいた時に、ちょっとやそっとのオリーブじゃ満足できない人になってしまったのです。
それほどおいしいオリーブに出会ってしまったのです。。。

私が住んでいたのはDonoraticoという名の小さな小さな街の近くの、青い海と砂浜、そして広大な松林のある小さな村。

秋には、そこいら中に松の実が落ちていて、友達と一緒に探し始めると、どんどん目が慣れてくるせいか、どんどん落ちている実が目に飛び込んできて、拾うのをやめられなくなってしまいました。あっという間に大量の松の実を収穫。
そして一粒一粒が大きい。

フィレンツィエではものすごく高く売られている松の実も、この村ではあまりにも沢山落ちているので、拾っている人を見かけたことがありませんでした。
しかし、仲良しの友達ミラによると、料理に必要なときは、その辺にさっさっと拾いに行くそう。

松の実がついたままの松ぼっくりも、そのままごろごろ落ちていました。
いつも良くしてくれていた優しい友達、ミラがジェノバ風ペーストの作り方を教えくれ、料理の道具まで貸してくれました。
リボルのに住んでいた友達二人をうちに呼んで、ジェノバ風ペーストのパスタをごちそうすると、ふたりともとても喜んでくれました。
そして、おみやげにどっさりと松の実をプレゼント。


私が住んでいたこの村には、秋になるとあらゆる場所に食べられるキノコが生えていました。この季節になると、近所の薬局のショーウインドーに、食べられるキノコの見本が飾られていました。しかし、食べられるキノコに見た目がそっくりの毒キノコもあるそうなので、注意が必要だそうです。

一度、友達とキノコを採りに近くの森へ行ったことがあります。
最初は、けばけばしい色の毒キノコを見て盛り上がっていた私達でしたが、秋が深まりつつあった10月初旬のその日、ついさっきまで明るかったはずの空が急に暗くなり、気づくと辺りは真っ暗に。。。

そして見事に2人は森に迷ってしまったんです。。。
今思うと、私達は多分同じ道を行ったり来たりしていたのかも知れません。
暗闇の中で、得体の知れない動物の声はするし、人の通った形跡のある道が突然無くなり、木と木をかき分けて無理矢理前に進んだり...植物のトゲに刺されながらと無我夢中で森からの脱出を試みた私達でしたが、それとは裏腹にどんどん深みに入って行ったようです。。。

もうその夜は家に帰れないかと思って諦めかけた時、やっと、2時間後ぐらいさまよい歩いた後、真っ暗闇の森の中で、突然前方に細ーく光の筋が見えました。
その光を目指して黙々と突き進むと、気が抜けるようにいとも簡単にわたしの住んでいた家の近くの道路に出て来ました。

森から無事脱出して私の家まで着くと、急に現実の世界に戻って安心したのか、お腹が減ってきました。

その日は森のキノコと朝のうちに魚屋さんで買った新鮮な白身の魚でおいしいリゾットを作ってお腹いっぱい食べて大満足。
その夜は、囲いのある家の中でごはんを作って食べられる事、安心してくつろげる事というのは素晴らしいことだなあ〜、と実感。感謝の気持ちで一杯になったのでした。


私が住んでいた村は、冬の間は一軒の小さなスーパーマーケットとタバッキしか開いていなかったので、買い物は車で5分程の距離のDonoraticoドノラティコの街か、車か列車で30分のCecinaチェチナという、もう少し大きめの街まで行っていました。

チェチナには、毎週水曜日の朝に大きな市場が開かれていて、あらゆる食材やいろんな種類の採れたて野菜。そして生活用品や衣類まで、たくさんのものが売られていました。

この市場に出店している農家の人達も気さくで楽しい人ばかり。
オレンジを2個だけ買おうとすると、お店の人がタダでくれてびっくりしたこともあります。

そしてこの市場のオリーブ屋さんのオリーブが、今までの私のオリーブの常識を覆すほどの、ものすごいおいしさだったのです。
新鮮で、程よい塩水に浸けられていたオリーブは、全く塩辛さが無く、食べる手が止まらなくなる程でした。
それ以来、保存料の入った塩辛いオリーブが食べられなくなってしまいました。


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それにしてもイタリアの田舎は本当に豊かだなー。
次回のイタリア滞在は田舎を満喫したいな。
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by cihir | 2008-05-05 00:15 | イタリア